
この度、当社では金属加工の品質・効率向上を目指し、最新の流動研磨機「エクスツルードホーン EX-800」(メディアシリンダーφ80×200mm)を福島工場に導入いたしました。
エクスツルードホーン EX-800とは?
エクスツルードホーンは、1968年に米国で発明された砥粒流動加工機(流動研磨機)です。半固体状(粘土状)の研磨材をワークの(主として)パイプ内部に高圧で流し込み、手作業では困難な内径の面粗度仕上げや細かいバリ取りを効果的に行うことができます。加工の効果としては、ホーニング加工に近いです。



EX-800の主な仕様
- メディアシリンダーサイズ:直径80mm×長さ200mm
- 加工圧力範囲:8~14MPa(約80~140kg/cm²)
- 高精度で均一な研磨が可能
- 粘弾性の研磨材を制御し、内部の複雑形状にも対応
導入による効果
- 物理的に手が届かず作業困難な、パイプ内部の面粗度仕上げやバリ取りが自動かつムラなく実施可能に
- 手作業では対応困難な小さなバリ取りやR付けが可能に
今後の展望
流動研磨機 EX-800の導入により、より一層お客様のニーズにお応えできるよう努めてまいります。
ご相談などがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。