アルミ

加工性の優れた軽量金属

アルミホイールA5052加工品(表面処理 Wアルマイト)

鉄に比べて非常に軽い事から、近年スマホやタブレットなどの軽量化ニーズにはもちろん、車両や生産機器の軽量化によって省エネ・環境ニーズにも対応しています。

セキダイ工業ではアルミ鋳物材からA7000系までアルミ合金全般の切削加工に対応しております。

アルミの加工性について

アルミは切削性が非常に良好で、複雑な3D形状や高精度が求められる精密部品加工に向いていると言えます。当社で製作している部品は様々な業界で使用されていますが、中でも軽量化・高精度を必要とする自動車部品、特にレース用車両部品では、その素材特性が求められる事が多いです。

アルミの特性

  • ・軽い
    鉄(比重7.9) に比べて非常に軽く(比重2.7)、当社で取り扱う金属の中ではマグネシウム(比重1.8)に次いで軽い。また、マグネシウムより安価であり、比重軽量化による性能向上のニーズに求められる半導体業界や自動車部品など幅広い分野で様々なアルミが使用されています。その軽さ・流通性から一円硬貨(純アルミニウム)にも使用されています。

  • ・耐食性
    アルミは大気中の酸素と自然に結合し、酸化皮膜を生成します。この皮膜が腐食を防止します。 鉄鋼のように赤錆を生じることがない為、耐食性を更に高め強度も兼ね備えたアルミ合金は、各種の用途に採用されます。 特にA5000 系(Aℓ-Mg 系)は、精密機械等の部品および基盤、各種製造装置の部品などにも使用されています。

  • ・通電性
    アルミの電気伝導率はの60%ですが、比重が約3分の1なので同じ重さの銅に比べて2倍の電流を通すことができます。故に、高電圧の送電線にはほぼ100%アルミが使用されています。

  • ・非磁性体
    鉄とは違いアルミは非磁性体の為、磁場に影響されません。計測機器、医療機器、メカトロニクス機器などに使用されています。

  • ・熱伝導
    アルミの熱伝導率は鉄の約3倍ですので、機械部品として放熱フィン、車両のエンジン部品、各種の熱交換器等に使用されます。

  • ・鋳造性
    アルミは鉄鋳物の半分の温度で鋳造できる上、溶けた状態でも表面が酸化皮膜で覆われガスを吸収し難く、湯流れも良く複雑な鋳物ができることが特徴です。

  • ・接合性
    アルミは溶接には不向きであるが、「A7N01」「A5083」材は溶接性に富んだ溶接構造用合金となります。

アルミの種類と使用される業界・用途

材質・

合金系統

特性用途例

A1000番

(純アルミニウム系)

強度は低いが、成形性、溶接性、耐食性が良い。 照明器具、化学工業用タンク、導電材、各種容器など

A2000番

(Al-Cu系)

Cuを多く含むため、耐食性はよくないが、強度が高く切削加工性も良い。

航空機、ギヤー、油圧部品、光学部品など

A3000番

(Al-Mn系)

強度が高く、深絞り性に優れたA3000、更に強度が高いA3005などがある。 アルミ缶ボディ、カラーアルミ、フィンなど

A5000番

(Al-Mg系)

加工性、耐食性が優れ、陽極酸化処理後の仕上がりが良好。切削加工にあたってはポピュラーな材質。 車両、船舶、建築、板金部品など

A6000番

(Al-Mg-Si系)

耐食性、強度のバランスの取れたアルミ合金。 車両、船舶、陸上構造物、半導体製造装置など

A7000番

(Al-Zn-Mg系)

アルミ合金の中で最高強度。 航空機、車両部品など

 

対応素材

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