素材

アルミ(アルミニウム)

加工性の優れた軽量金属。切削性が非常に良好で、流通性もよく、価格も安価なため、自動車部品を始め、様々な業界、製品で使用される。

鋳物

金属を高温で溶かして、砂などで作った型の空洞部分に流し込み、冷やして固めて出来た材料、製品

インゴット

金属材料を溶製後、圧延、鍛造などの加工を行う前に一定の単純な形に鋳造したもの。現在流通している量産金属材料はほとんどがインゴットの工程を経る。

インコネル

ニッケルをベースとし、鉄、クロム、モリブデンなどを添加した超合金。最も加工が困難な材料の一つ。

黄銅

銅に20%以上の亜鉛を加えた銅合金。真鍮。

オーステナイト系ステンレス

18%クロム鋼にニッケルを8%以上加えたステンレス鋼。SUS304を始めとして、世界で使用されるステンレスの内、約7割がこちらに分類される。

クロムモリブデン鋼

通称「クロモリ」。鉄に極僅かのクロム、モリブデン等を添加した低合金鋼の一種である。溶接が容易で、標準の機械構造用炭素鋼(S45Cなど)と比較してかなりの強度と硬度を有している。クロムモリブデン鋼はクロムを含んではいるが、ステンレス鋼に見られる腐食耐性を持つには十分な量ではない。SCM435などの先立つ記号「SCM」で種別される。

クローム銅

銅に0.4~1.2%のクロムを加えた析出硬化系の銅合金。

黒皮材

熱間圧延加工された鉄鋼材料。表面が黒錆で覆われている。材料の仕上げ方法を指定しない場合は、基本的に「ミガキ材」ではなく、「黒皮材」として扱われる

合金

単一の金属元素に1つ以上の元素を添加して作られた金属。純金属は生産が難しかったり、加工性が悪かったりするため、私たちの身の回りにある金属はほとんどが合金である。

真鍮

銅に20%以上の亜鉛を加えた銅合金。黄銅。

伸銅

銅、真鍮(銅合金)を塑性加工によって板、条、管、棒、線などの形状に加工すること。

巣(鋳巣)

鋳造品内部に発生する空洞、空孔。溶かした金属(湯)を流すときの圧力不足や、流れの条件不良が原因で発生する。巣は強度低下を招き、製品の安全品質に大きく関わる。鋳巣とも呼ばれ、正式名称は「いす」であるが、「ちゅうす」と広く用いられている。

ステンレス

鉄(Fe)を主成分(50%以上)に、クロム(Cr)を10.5%以上添加した鋼。非常に高い耐食性を持つことが一番の特徴である。耐食性以外にも、耐熱性、加工性、強度など優れた性質を持っており、メンテナンスも容易である。また、100%リサイクルが可能な金属でもあるため、工場設備、厨房、鉄道、家電など世の中のあらゆる製品に使用される。

スーパーステンレス

一般的なステンレスよりもさらに耐食性や耐熱性を高めた高機能ステンレス。具体的には耐孔食指数(PRE)が40を超えるもの。具体的な鋼種はSUS312L,SUS329J3L,SUS329J4Lなど(参考:SUS304 耐孔食指数18)

析出硬化系ステンレス

熱処理によって高硬度にしたステンレス鋼。SUS630(17-7PH),SUS631(15-5PH)など。

タフピッチ銅

純度99.90%以上の銅。

チタン

機械的性質にバランスよく優れた金属。高価で加工性が悪いことがデメリット。難削材に分類される。

特殊鋼

鉄(Fe)に炭素(C)以外のさまざまな元素を加えたり、特別な製造法、または熱処理に特別な配慮が払われる合金鋼。

生材

熱処理する前の鋼材。熱処理が行えないSS材のことをこのように呼ぶこともある。

熱処理合金

アルミニウム合金の分類で、焼き入れ焼き戻しを行うことによって硬化するもの。2000系、6000系、7000系が該当する。

白銅

銅に10~30%のニッケルを加えた銅合金。

ハステロイ

ニッケルに、クロムやモリブデンなどを添加した合金。優秀な機械的性質を持つが、その反面、加工性が悪い材料である。

非調質材(非調質鋼)

調質(焼入れ焼戻し)しなくても通常の材料(生材)よりも高い硬度を持つ鋼材。炭素鋼に特殊元素を添加し、鋳造、圧延時の熱を利用して、析出硬化させることで硬度を獲得する。材料の種別より、MM材(大同特殊鋼)、SVd材(愛知製鋼)、NH材(JFEスチール)とも言われる。例.MM45(S45C調質相当、HRC18-41程度),HMM-45M(S45C調質相当、HRC32程度)、SVd45(S45C調質相当、HRC14~27程度),SVd48(S50C調質相当)、NH48MV(SCM435,440調質相応、HRC28~30程度)

非熱処理合金

アルミニウム合金の分類で、圧延など冷間加工によってのみ硬化するもの。1000系,3000系,4000系,5000系が該当する。

普通鋼

SS400に代表される、鉄(Fe)に炭素©を含んだ鉄の合金。

フェライト系ステンレス

18%クロムのステンレス鋼。SUS430など。

ベリリウム銅

銅に0.3~3%のベリリウムを加えた銅合金。

ベリリウム銅25合金

銅合金の中で最高の強度と硬さをもつ合金。当社で調達、加工が可能。

砲金

銅90%、錫10%の銅合金。読み方はほうきん

マルテンサイト系ステンレス

13%クロムのステンレス鋼。SUS403,SUS410など。

ミガキ材

熱間圧延加工後に冷間引抜き(棒鋼)、冷間圧延(平鋼)加工された鉄鋼材料。表面に黒皮(黒錆)がなく、凹凸もなめらかで寸法精度も高い。S45CやSS400、冷間圧延鋼板のSPCCの材料加工方法として用いられる。ミガキ材という名称だが、みがき棒鋼などの一部規格品を除き、研磨加工はされていない。冷間加工品(材料)全般に言えるが、金属に力を加えると起きる加工硬化や、加工時に発生する残留応力の影響を加味して加工しなければならない。材質記号にDと表記され、D材(cold drawing)とも呼ばれる。

無酸素銅

酸化物を含まない99.96%以上の高純度銅のこと。

モネル(Monel)

酸性、アルカリ性環境で高強度と優れた耐腐食性を備えるNi基の合金。眼鏡フレーム、トランペットのピストン内筒、プロペラなどに用いられる。一般的な種類はMonel400であり、成分としてNiを65%、Cuを33%、Feを2%含む。当社で調達、加工が可能。

りん青銅

銅に錫を加え、リンで脱酸した銅合金。

B材

棒(バー)材のこと。例:SS400B

D材

棒鋼では冷間引抜き、平鋼では冷間圧延で加工される。cold drawing(冷間引抜き)の「D」かと思われる。例:S45C-D

アルミ、マグネ材の熱処理について特別の調整をせず、製造工程から得られる材料の状態(質別)。例.A5052-F AZ91D-F

H鋼

焼き入れ性を保証した材料を意味する。圧延品のH材とは全くことなるため注意が必要。例.SCM420H,SCM435H

H材

アルミ材や鋼材で加工硬化によって強さを増加したもの。例.A5056-H34

M2052制振合金

音響機器などの制振性が求められる製品に使用されるMn基の鍛造合金素材。マンガン73、銅20、ニッケル5、鉄2(原子重量%)からなる。当社で調達、加工が可能。

MM247(素材)

タービンホイールなどに使用されるNi基の鋳造超合金素材。当社で調達は可能だが、まだ加工実績としてはない。

O材

アルミ材に熱処理を行い、最も軟らかい状態を得るように焼き鈍ししたもの。例.A5083-O

P材

板(プレート)材のこと。例:SS400P

Ti-6Al-4V

アルミ6%、バナジウム4%を含むチタン合金で、「64(ロクヨン)チタン」の呼称で呼ばれている。チタン加工の得意な当社で最も多く対応するチタンの種類。

T材

アルミ、マグネ材で安定な質別にするため、追加加工硬化の有無に関わらず、熱処理したもの。例.A7075-T73など末尾に(ハイフンーTー数字)で表記される

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