「セキダイ工業」という社名は珍しく、インターネットで検索しても当社以外は一社も出てきません。
そんな社名の由来は何なのでしょうか。
実は「セキダイ」という名前には創業者の地元愛が込められているのです。
セキダイ工業の「セキ」は福島県石川町、「ダイ」は茨城県大洗町を表し、その二つは二名の共同創業者の出身地です。
石川町と大洗町、それぞれが創業者の故郷であり、二人が工業の世界で挑戦をする精神を育んだ地です。
東京五輪が開催された昭和39(1964)年に石川町出身の先代社長小木隆と大洗町の共同創業者によって創業され、いざなぎ景気に沸き始めた昭和40年(1965)年にものづくりのまち・東京都大田区(池上)に町工場として「セキダイ工業」は設立されました。その後、バブル景気が始まった昭和62(1987)年、満を持して創業の地・福島県石川町(南山形)に福島工場が新設されました。
東京本社は平成15(2003)年に大田区下丸子に移転しましたが、平成28(2016)年に創業の地である現在の大田区池上に戻り、新築移転しました。また、福島工場も平成22(2010)年に石川町飛ヶ作に新築移転しました。
社名への想いとして、石の土台に立つという意味も込められています。
セキダイ工業の呼称について
他にない社名なので、取引先様からは「セキダイ」、「セキダイさん」と呼ばれることが非常に多いです。会社として、すぐに覚えてもらえることはありがたいことです。
これからも創業時の精神を大切にしながら、より良いものづくりを続けてまいります。
セキダイ工業ゆかりの地のご紹介
石川町について
福島県中通りの南部に位置し、阿武隈川や今出川の清らかな流れと川沿いの桜並木が美しい、人口約15,000人の町です。
東北でも有数のラジウム含有量を誇る母畑温泉があり、古くから湯治場として親しまれています。
自動車でのアクセスとしては、東北道須賀川IC、白河IC、阿武隈高原道路石川母畑ICが利用できます。
大洗町について
茨城県の東部に位置し、太平洋に面した大洗海岸が有名な港町として知られる、人口約15,000人の町です。
海岸の岩礁に建つ大洗磯前神社の神磯の鳥居は大洗町のシンボルであり、雄大な太平洋を望む大洗海岸には県内外から多くの観光客が訪れます。
大田区について
東京都の東南部に位置する町で、多摩川を隔てて神奈川県川崎市に隣接しています。
東大阪市と並び、二大ものづくりのまちとして全国的に有名です。
臨海部には工場、羽田空港があり、昔ながらの町工場や銭湯も多く健在している下町情緒溢れる、人口約750,000人の町です。
ちなみに大田区の由来は、山王の高級住宅街が有名な大森区と「蒲田行進曲」で有名な蒲田キネマがあったことで有名な蒲田区が合併したことにより大森区と蒲田区で大田区となりました。