マシニング加工
マシニング加工の特徴

マシニング加工とは、マシニングセンターで、テーブル上に設置された工作物に対して、面や溝の加工をはじめ、穴開け、中ぐり(穴の拡大)、ねじ切りなどの加工を行うことを言います。
セキダイ工業では複数台、様々なマシニングセンターを用いて難形状・高精度部品の製作を行っております。
マシニング加工の種類
立形マシニング
刃物が取り付けられる回転軸(主軸)が立て向き(垂直方向)についており、加工物を上から加工する構造となります。回転軸がX軸(縦)、Y軸(横)、Z軸(高さ)の三軸で動き、工作物を切削します。加工物を上から見ながら(加工者目線で)加工できるため、もっとも一般的なマシニングセンターと言えます。
横形マシニング
立形マシニングと違い、刃物が取り付けられる回転軸(主軸)が横向き(水平方向)についており、加工物を横から加工する構造となります。機構は立形マシニングと同じですが、工作物を横から削っていくことで切粉が下に落ちていくため立型マシニングと比べると、刃物が切粉を噛んでしまう可能性が非常に低くなります。細くて長い横穴や、精度の求められる横穴の加工に適しています。横穴加工には必要不可欠なマシニングです。