金属加工にかかる費用について

金属加工の依頼をする際に気になるコストをご説明致します。

 

製造コスト
初期費用

・NCプログラム作成費用

・治具製作費用(段取り)

材料費

・素材質量 × キロ単価

加工費・検査費

・マシニング加工費用

・旋盤加工費用

・検査費用

二次加工費・処理費

・表面処理や溶接などの二次処理の費用

管理費 ・製作に当たっての一連の管理費用

①初期費用

部品を製作するために、最初にかかる必要費用(コスト)になります。

お客様のご要望により初期費用を一括で別途計上する場合もございますが、殆どの場合は【初期費用÷製造数量】を製品単価に上乗せした金額を提示致します。

製造数量が多いほど、製品単価あたりの初期費用は小さくなります。逆に製造数量が1個の場合、初期費用そのままと製品単価の合計になる為、コストが割高になる場合がございます。

 

初期費用には概ね次のような項目が含まれます。

 

① NCプログラム作成費用

コンピュータ制御された工作機械で金属加工を行う場合に必要な加工データの作成費用。

加工開始場所の座標指令、主軸の回転数設定などの準備指令や実際に加工を行う座標の移動指令などの指示を出し、NC工作機械を制御します。これを人が手入力して作成したり、CAMと呼ばれる加工プログラム作成用のソフトウェアで作ったりします。

 

② 治具製作費用(段取り)

治具とは、加工をしやすくするための補助的な工具・器具を意味します。

同じ部品を複数個作る為に、あらかじめ所定の位置に穴を開けておいたプレートを用意しておいて、それを使用して加工する事で一定基準の同品質で製品を製作する事が可能となります。

 

※また、鋳造・ロストワックスやプレスなどの部品を製作する場合、金型と呼ばれる器具を製作して加工するケースもございます。製作費用としてその規模や形状によって異なりますが、安くて数十万円、高い場合で百万円以上が相場になると思われます。

②材料費

加工する前の素材そのものの費用です。弊社で行う切削加工ではブロックの素材や丸棒の素材を購入し加工機で切削して部品をつくります。

 

材料費=素材質量×キロ単価


上記が計算式となり、弊社では入手性が悪い特殊な金属から比較的安価な金属まで専門の材料メーカーを駆使して調達いたします。

通常、図面の出来上がり寸法プラス十数ミリ程度の掴み代、削り代を加えた寸法が材料寸法となりますが、製品の形状が複雑であったり、プロペラ形状など応力が大きく発生し、少ない掴み代で削ると歪みが発生してしまう様な場合には、捨てボスといわれる特別な掴み代を確保する為に出来上がり寸法より大きめの材料費用がかかる場合がございます。

 

またお客様から材料や鋳物を支給していただく場合は材料費は0円となります。

③加工費・検査費

素材に対して弊社が保有するマシニングセンター旋盤にて切削加工を施す加工費用に加えて、出来上がった品物がきちんと指示された公差や形状をクリアしているか確認していく検査費用になります。お客様のご要望により全点検査などにも御対応いたします。(御見積り時に御打合せさせてください)

④二次加工費・処理費

弊社協力会社にて行う、アルマイト処理や塗装などの表面処理や部品同士を接合する溶接などの二次処理の実費が主な加工費となります。

⑤管理費

製作に当たって金額の数パーセントを管理費として頂いております。

金属加工依頼ガイド

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